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骨髄の中で形成される血球
   赤血球や大多数の白血球、血小板は、骨髄と呼ぶ、骨の中の脂肪に富む軟らかい組織で造られる。白血球が含有するTリンパ球とBリンパ球は、リンパ節や脾臓でも造られ、さらにTリンパ球は胸腺内でも造られて成熟する。
   血球は全て、骨髄の中の幹細胞と呼ぶ未分化の細胞から造られる。幹細胞は分裂することにより、未成熟の赤血球、白血球、血小板産生細胞になる。未成熟の細胞はさらに分裂して成長し、最終的には成熟した赤血球、白血球、血小板となる。

   血球が増産される速度は、その時々の体の必要に応じて行われる為、一定ではない。白血球は数時間~数日、血小板は約10日、赤血球は約120日と、正常な血球には寿命があり、絶えず補充が必要となる。

   また一定の条件が加わることで通常より多く生産される。体内組織の酸素量や赤血球の数が減少した場合、エリスロポエチンと呼ぶホルモンが腎臓から放出され、この物質が骨髄を刺激し赤血球の生産量が増加する。骨髄は、感染に反応して白血球を、出血に反応して血小板を増産し放出する。

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ビタミンB12欠乏と悪性貧血の恐怖 
   貧血になると、肌が青白くなり、脱力感が生じ、疲れやすくなる。
   重度の貧血では、息切れ、めまい、心拍数の増加が生じる。
   特に60歳以上の人では、貧血がみられなくても神経障害を引き起こすことがあり、腕より脚に早い段階で影響が出る。
   手足にピリピリした感覚が生じ、脚、足、手の感覚が失われ、生理的なふるえが生じ、位置感覚も失われる。
   軽度から中等度の筋力低下が起こり、反射が失われ、歩行が困難になる。
   意識障害、過敏、軽いうつがみられる場合もあり、ビタミンB12欠乏症が進行すると、意識の混濁や妄想症が生じ、痴呆などの精神機能障害がみられる。

   血液検査で巨大な赤血球が見つかると、ビタミンB12欠乏症が疑われ、欠乏症が疑われる場合には、血液中のビタミンB12濃度を測る。
   高齢者でビタミンB12欠乏症が確認された場合には、胃の酸性度が低いなどの吸収が不十分になる原因は普通は深刻ではないため、他の検査は行わない。
   若い人の場合には、内因性因子に焦点を絞った検査を行うなどで原因を突き止め、原因がはっきりしない場合には、シリング検査を行う。ビタミンB12欠乏症や悪性貧血の治療では、ビタミンB12を補充。神経障害による症状がある場合には、注射でビタミンB12を投与する。

   ビタミンB12値が正常に戻るまで、数週間にわたって毎日または毎週行う。
   その後は、欠乏症の原因疾患が改善するまで、毎月1回無期限に続ける必要がある。

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水腎症の症状と治療
   通常、尿は、腎臓からごく弱い圧力で流れ出ている。
   しかし、尿の流れが妨げられてしまうと尿は、尿細管や腎孟へ、逆流してしまい、腎臓の拡張が起きる。
   腎臓が拡張すると腎臓の内部構造に圧力がかかり、腎臓に損傷が生じることになる。 水腎症は、腎臓が拡張を起こしている際に尿の流れが妨げられ、逆流した尿の圧力が腎臓にかかり起きる病気である。

   腎孟と尿管での拡張状態が長期に渡り続くと尿管のぜん運動が妨げられる。
   尿管壁の筋肉組織にも線維化が起き、回復不可能な障害を起こすこともある。

   水腎症の症状は、閉塞の原因や起きている部位、閉塞の期間により、さまざまである。
   急性の水腎症のように短期間で閉塞を生じる場合には、腎疝痛という激しい間欠的な痛みが障害を受けた腎臓側のわき腹から腰、下腹部にかけて生じることになる。
   部分的に閉塞が起きている場合には、尿の流れる速度が遅くなる。
   尿が全く流れない場合には、尿道が完全に閉塞している場合と腎臓の両方の尿管が完全に閉塞している場合が考えられる。

   慢性の水腎症がゆっくり進行している場合には、症状がまったく現れないこともある。
   また、鈍く疼くような不快感のようなものを障害を受けた腎臓側のわき腹に感じることもある。
   腎臓が下方に移動すると一時的に腎孟が尿でいっぱいになるか尿管に閉塞を生じ、痛みを伴う水腎症の症状を起こすことになる。

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