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薬用のニンニク
  ニンニク(ガーリック)はユリ科の多年草で、高さが約60センチにまで成長する。全体に強い匂いを持ち、食用、強壮薬、香辛料などとして使われるのは、地下の鱗茎で、数個の小鱗茎から成る。ニンニクは長きに渡り、料理や薬に使われてきた歴史がある。ニンニクの球根(鱗茎)を、切るあるいは潰す、摺るなどの行為で、アリシンと呼ばれるアミノ酸の副産物が放出される。この副産物であるアリシンが、ニンニクの強い匂いと薬効特性の要因である。
  ニンニクは細菌などの微生物の繁殖を防ぐ為、防腐剤あるいは抗菌薬として利用が出来る。また血小板の凝固傾向を抑制する効果もある。ニンニクを大量に摂取した場合は、血圧や腸の過剰運動を抑え、血糖値の若干の降下が期待出来る。

   一部ではニンニクは悪玉コレステロールと呼ばれる、低比重リポタンパク(LDL)コレステロールの濃度を下げると提唱されているが、綿密に計画されたひとつの試験では、この薬効は証明されていない。また、試験では古いニンニクのエキスが多く使われていたようである。ニンニクの匂いが少ない、あるいは匂いが無い製剤には活性が無い為、さらなる研究が必要とされるところである。
  ニンニクの摂取による、重大な副作用などの報告は無い。息や体臭がニンニクの匂いを帯びたりするが、一般的には無害である。しかし、大量に摂取し過ぎると、吐き気や、口、食道、胃部に灼熱感をもたらす場合がある。抗凝固薬と相互作用する恐れも指摘される。

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最も必要とする栄養素
   炭水化物、タンパク質、脂肪は食事の乾燥重量をほとんど占め、食事から得られるエネルギーの100%を占める。
   炭水化物、タンパク質、脂肪は腸で消化され、炭水化物は糖、タンパク質はアミノ酸、脂肪は脂肪酸とグリセロールになる。
   体はこれらの基本単位を使って、体の成長、維持、活動に必要な物質を作るのである。これら3種類の栄養素は、それぞれのエネルギー含有量に応じて、互いに代用することができる。

   エネルギーを供給する速さには違いがあり、炭水化物は最も速く、脂肪は最も遅い速度でエネルギーを供給する。
   炭水化物は分子の大きさによって、単純炭水化物と複合炭水化物に分けられ、単純炭水化物は、ブドウ糖(グルコース)や果糖(フルクトース)をはじめとする各種の糖類だ。
   小さな分子なので体内ですぐに分解され、最もすみやかにエネルギーを供給する。
   複合炭水化物は、単純炭水化物が集まって長く繋がった物であり、分子が大きいため、単純炭水化物よりゆっくりとエネルギーを供給する。
  炭水化物として蓄えられるエネルギーは少量で、肝臓は炭水化物を、簡単に素早くエネルギーへ変換できる複合炭水化物であるグリコーゲンとして蓄える。

   筋肉もグリコーゲンを蓄え、激しい運動をしているときに使い、グリコーゲンとして蓄えられた炭水化物が、エネルギー供給には利用しない複合炭水化物として、炭水化物を蓄える組織がいくつかある。

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摂食障害(拒食症・過食症)について知る 
   摂食障害という言葉は聞き慣れなくても、拒食症・過食症なら聞いたことがあるのではないだろうか?それらの総称である摂食障害は、食べることが楽しいと感じられなくなってしまう精神的な病気の一つである。

   特に若い人に多い摂食障害はストレス社会が生み出した病気といえるかもしれない。だが原因を知り、適切な治療をすれば必ず症状は回復する。摂食障害は、基本的には拒食症、過食症、特定不能の摂食障害など3つのタイプに分けられる。また、あらわれる症状もそれぞれ異なり、摂食障害によるやせすぎ、太りすぎは命にかかわる問題なので、原因を探ることが肝心になってくるのである。
   拒食症はとくに思春期の女の子がかかりやすい病気といわれている。症状としては食べ物を受けつけなくなって、体重がどんどん落ちていく。それにともなって身体にもいろいろと異変が起きる。ものを食べないということは脳に送るための栄養素もないことになる。そうなると思考力そのものが衰えてくる。さらに物事を柔軟に考えることができなくなるため、なにか一つのことへの「こだわり」が強くなるのである。

   拒食症とは反対に限度なく食べてしまうのが過食症である。一回に食べる量もハンパではない。過食症になると嘔吐(おうと)の回数がふえるため、また少し違った症状が出てくる。拒食症との繰り返しになることもあるのである。
   特定不能の摂食障害のなかで代表格ともなっている「むちゃ食い障害」については、どちらかといえば過食症の症状に似ている。

   摂食障害をもつ人は虫歯になりやすいと、聞いたことはないだろうか?嘔吐(おうと)の繰り返しで胃液がたくさん出て、それによって歯のエナメル質がとけてしまう。これはうがいや水分補給で少しは防ぐことができるが、あまりひどい場合は歯医者に行くことをすすめる。
   嘔吐したり、大量の下剤を使ったことが原因でひきつりや体に力が入らない、筋肉がマヒするなどの症状があらわれる。これは低カリウム血症とよばれるもので、果物やドライフルーツ、野菜を食べることで防ぐことができる。
   体重が減っているときは栄養不足とストレスなどによって生理不順になることがある。体重が少ないために起こるものであれば、体重がもどると生理もまた始まる。
   摂食障害をもつ人の多くは手の甲に「吐きだこ」といわれるものができている。吐くために指をのどに入れたとき、前歯に手の甲があたって皮膚がただれたものである。
   毛深くなるのも摂食障害の症状の一つである。やせると体温も下がってしまい、そうすると体が自らを守ろうとして、うぶ毛が濃くなるといわれている。
   これも嘔吐の繰り返しで、足や顔がむくむことがある。これは食事をしないためにタンパク質が不足して起こるものである。むくみを太ったと勘違いしてまたダイエットしようと思う人もいるので注意したいものである。

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