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血管は閉塞する
  網膜中心動脈は網膜に血液を供給している主要血管である。

  アテローム動脈硬化や血のかたまりなどの小片によって、この血管が完全に閉塞してしまうことがある。
  これを塞栓という。
  また、血管の炎症も網膜動脈閉塞の原因となる。

  緑内障や糖尿病、高血圧のある人では、それらの病気が原因で血管にさまざまな反応が起こる。
  網膜静脈を詰まらせてしまう場合があり、注意するべきである。

  網膜中心動脈閉塞が起こると、痛みはないものの、閉塞が生じた側の視力が突然低下する。
  網膜中心静脈閉塞の場合は、静脈にうっ血が起こり、視神経の前面が腫れる。

  動脈閉塞、静脈閉塞いずれの場合も、視力障害の程度は軽度から重度までさまざまではある。
  再発することもめずらしくない。

  合併症としては重度の視力低下のほか、眼内出血、緑内障がある。
  緑内障は、房水の排出部である虹彩や隅角に異常な新生血管ができるために起こるのである。
  この病気の診断には、検眼鏡で観が使用される。
  網膜血管の異常や網膜への血液供給が滞っている徴候がないか調べるのである。
  たとえば、網膜動脈閉塞では網膜が青白くなる、網膜静脈閉塞では静脈がうっ血する、視神経の前面が腫れるなどの徴候が認められる。

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嚢胞性線維症の成人における実態 
   嚢胞性線維症の成人の約15%は、膵臓が瘢痕化し、十分な量のインスリンを産生できないために、インスリン依存性の糖尿病を発症することがある。胆管が粘り気の強い分泌物で塞がることで肝臓は炎症を起こし、最終的には嚢胞性線維症の成人の約5%が肝硬変を起こす。肝硬変は、肝臓に至る静脈の血圧を上昇させ、門脈圧亢進症を起こす。
   そのため、食道下端にある静脈は拡張してもろくなり、破裂するとひどい出血を起こす食道静脈瘤を形成する。嚢胞性線維症のほとんどの患者の胆嚢は小さく、粘り気の強い胆汁が充満しているので、ほとんど機能していない。
   患者はまれに胆石が生じることがあるが、症状を起こすのはわずかである。また、外科的な胆嚢摘除術が必要となることはまれである。

   嚢胞性線維症では生殖機能の障害がよくみられ、ほとんどの男性が、精巣の片方の管の発育異常とそれによる精子の移動の妨害により精子の数が減少し、不妊症になる。
   女性の場合は、子宮頸部の分泌物の粘着性が非常に高くなるために受精率が低下する。その他の性機能は 影響を受けることはない。嚢胞性線維症の女性は、妊娠中に肺感染症や糖尿病などの合併症を起こすリスクが高いといわれているが、多くの女性が出産している。
   関節炎、腎結石、血管炎などのその他の合併症もある。

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症状が重く、死亡率の高い食道癌
   食道癌の早期では特に症状はない。
   固形物を食べて喉がつかえて、初めて気付くことがよくある。
   これは、癌が肥大して、食道の内側が狭くなるからだ。
   数週間ほど経つと軟らかい食べ物や飲み物も飲みこみにくくなる。
   この状態が続くと、食欲はあっても体重が現象する。

   癌が進行すると、周囲の様々な器官、神経、組織に障害が起こる。
   声の調節を司る神経を腫瘍が圧迫すると声がかすれる。
   頸部交感神経を圧迫するとホルネル症候群を起こし、痛みやしゃっくりが出るようになる。
   癌が進行して肺に転移すると息切れが、肝臓に転移すると発熱と腹部の腫れがみられ、骨に転移すると激しく痛む。
   脳にまで転移すると頭痛、錯乱、けいれん発作が現れ、腸に転移すると嘔吐、血便、鉄欠乏性貧血がみられる。
   腎臓への転移の場合は、しばしば症状が出ない。

   食道癌の末期になると食道が完全に塞がれる。
   なので、ものを飲みこむことが全くできなくなり、唾液まで口の中にたまるようになって大変苦痛だ。

   食道癌と確実に診断するには、口から内視鏡を入れて食道の様子を観察する内視鏡検査を行う。
   検査中に食道の組織を採取し、細胞を顕微鏡で調べる。
   X線検査でも、狭窄や食道外からの圧迫は分かるが、粘膜の微小病変の検出までは難しい。
   CT検査や超音波検査、超音波内視鏡という新しい画像診断技術で、より詳しく癌の広がりを調べることもある。

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