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体の中の空洞 胸腔の役割 
  胸腔(きょうくう)とは、ヒトなどの動物の体の中にある空間で、胸の部分にある空間である。この空間には心臓や肺などの内臓器官が配置されている。
   胸腔のまわりの壁は胸郭(または胸壁)と呼ばれる。胸郭には、肋骨などでできる骨の枠組みがあって、胸腔に納められた内臓を保護する役目がある。

   また、胸腔の下側には、腹腔があるが、胸腔と腹腔の間は、横隔膜によって仕切られている。胸膜腔は胸腔とは別のもので、肺の表面をつつんでいる胸膜という二重の膜の間のすき間の事である。
   胸腔にある内臓器官は心臓や肺であるが、これ以外に、食道、気管と気管支。胸腺、心臓に出入りする太い血管(大動脈、大静脈、肺動脈、肺静脈)などがある。肺は左右に分かれ、それ以外の器官は左右の肺の間にある。この間の場所は縦隔(じゅうかく)と呼ばれている。

   縦隔は前部を胸骨、背部を脊柱、上部を胸腔への入り口、下部を横隔膜で仕切られた領域ともいえる。縦隔は左右の肺をそれぞれ機能的に独立させる役目も持っている。もし胸壁の片側に針で穴を開けた場合には、その肺は機能を失いつぶれてしまうが、もう片方の肺はふくらんだまま機能を保つことができる。これは2つの肺がそれぞれ独立しているためである。
   胸部にある肺やその他の器官は、胸骨、肋骨、脊椎(せきつい)からなる骨のケースによって保護されている。12対の肋骨は、背部から胸部を取り囲むようにカーブしており、1対ずつ脊椎の骨(椎骨)とつながっている。体の前部では、肋骨の上部7対は軟骨によって胸骨とつながっている。

   8~10番目の肋骨は、それぞれ1つ上方の肋骨の軟骨と連結しており、最も下方の2対(浮動肋骨)は他の肋骨より短く、前面ではつながっていない。最近はこの胸腔を利用した胸腔鏡下手術による肺の治療も行われる。胸腔鏡下(きょうくうきょうか)手術とは、胸に小さな傷をつけて行う手術方法であり、2cm程の切開を複数作成し、そこからカメラと手術道具を挿入して行う手術である。

   胸腔鏡手術、鏡視下手術ともいわれる。胸腔鏡とは先端に小型のカメラを装着した棒状の機械で、胸腔鏡下手術では皮膚を小切開して、肋骨と肋骨の間から胸腔鏡を挿入して、肺や縦隔の手術を行う。従来の開胸手術では切開部が大きく患者の負担も大きかったが、胸腔鏡下手術では傷も小さくて、術後の回復も早い。

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腎機能と薬の排泄の関係
  体内から薬が除去されることが薬の排泄である。
  薬はすべて代謝である化学変化あるいは排泄により体内から除去する。大半の薬は同じ排泄方法だが、特に水溶性の薬とその代謝産物は、腎臓から尿中に排泄される。

  薬の特性など諸々の要因が、薬の排泄を行う腎臓の能力に影響を与える。尿中への排泄を充分にする為には、薬や代謝産物は水溶性が望ましく、血液中のタンパク質との固い結合をしない性質の物が良いだろう。尿の酸性度は食事、薬、腎疾患などの影響を受け易く、腎臓内の薬物の排泄速度を左右する場合がある。

  薬物中毒などの治療においては、炭酸水素ナトリウムなどの制酸薬、または塩化アンモニウムなどの酸性物質を経口で投与し、薬の排泄速度を上げる為に尿の酸性度の変化を行う。
  排泄する機能である腎臓の能力も、尿の量や腎臓へ送られる血流の量、腎臓の状態により異なる。腎機能は高血圧や糖尿病、再発性の腎臓感染症などの病気や、高濃度の有毒化学物質に汚染されたり、加齢に伴う変化で損傷を受ける場合があり、85歳の高齢者の腎臓の薬の排泄量は、35歳の人の半分程度と言われ、年齢を重ねるとやはり腎機能は低下する。

  医師による治療が行われる場合は、腎臓からの排泄量で投薬量が調節される。腎機能の低下の原因が正常な加齢であれば、年齢による判断で適切な用量の決定が可能である。

  しかし、血液検査で血液中の老廃物であるクレアチニン濃度を測定し、尿検査で12~24時間分の尿を溜め、尿中と血液中のクレアチニン濃度を比較して推定するクレアチニンクリアランスによる腎機能の程度の診断を行えば、より正確に薬の適切な用量が決定出来るだろう。

  また、肝臓を通り胆汁として排泄される薬もある。その場合胆汁は消化管に入り、薬は消化管から便と共に排泄されるか、血液中に再度吸収され、リサイクルされる。それ以外の薬は代謝産物に変換されて胆汁として排泄されるが、代謝産物はやはり便中に排泄される場合もあれば、薬物に再び変換され再度血液中に吸収され、リサイクルされる場合もある。
  肝臓の働きが正常でない場合の医師による投薬は、肝臓の代謝で排泄される薬の投与量を調整することとなるだろうが、腎機能の診断に比べ、肝機能の代謝について薬の用量判断をする簡便な方法は無い。

  唾液や汗、母乳、呼気で排泄される薬もある。排泄される量は僅かだが、母乳への排泄は、授乳中の乳児に薬が影響を与える恐れがあり注意を要する。呼気への排泄は、吸入麻酔薬の排泄の主要方法でもある。

  

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急性間欠性ポルフィリン症について 
   急性間欠性ポルフィリン症はあらゆる人種で生じる。
   ほとんどの国で、最も一般的な急性ポルフィリン症である。
   初めに、急性の神経症状が起こり、発作は男性より女性に多く起こる。
   急性間欠性ポルフィリン症は、ヒドロキシメチルビラン合成酵素としても知られるポルフォビリノーゲンデアミナーゼ酵素の欠損が原因で、最初に肝臓にヘム前駆体のデルタアミノレブリン酸とポルフォビリノーゲンが蓄積する。
   これは遺伝性の疾患で、両親の片方から異常な遺伝子を1つ受け継いだことにより発症するのである。
   もう片方の親から正常な遺伝子を受け継いでいれば、酵素の量は正常値の半分に維持され、正常な量のヘムをつくるのに十分な量になる。
   まれに、この疾患が両方の親から遺伝することがあり、この場合には、小児期に症状が現れ、発育異常を伴う。

   ポルフォビリノーゲンデアミナーゼが欠けていても、ほとんどの人に何も症状は起こらない。
   だが、薬、ホルモン、食事など特定の要因がある場合には、症状が促進され、発作を引き起こす。
   バルビツール酸、抗けいれん薬、スルホンアミド系抗生物質など多くの薬剤によって発作が起こる。
   プロゲステロンやそれに関連したステロイドなどのホルモンは症状を促進し、低カロリーや低炭水化物の食事、多量のアルコール、喫煙も同様である。
   感染症、別の病気、手術、精神的な混乱から生じるストレスも、ときに影響する。

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