大動脈における役割とは


  大動脈
は心臓から全身に血液を送る大循環の本幹をなす動脈のことで、直径約2.5センチメートルという人体でもっとも太い動脈血管である。

   心臓には、右房、右室、左房、左室という4つの部屋がある。この4つの部屋すなわち弁と呼ぶが、血液の逆流を防止する働きがあり、スムーズに血液が流れていくために大変重要である。
   まず、全身から帰ってきた酸素の足りない血液は右房から右室を通って肺へ行く。
   それから、酸素をもらって左房、左室を通って大動脈から全身へと送り出される。
   大動脈はまず心臓から頭側に向かって出ると、弓状にカーブを描き、胸部の左後ろを下に向って走行、そして横隔膜を貫いて腹部に入り、骨盤の上端で左右に分かれるが、ここまでを一般的には「大動脈」と呼ぶ。
   そして下腹部から2つに分かれたあとは腸骨動脈となり、脚へ血液を供給する。
   横隔膜から上を胸部大動脈、下を腹部大動脈と呼ぶ。
   大動脈における障害であるが、動脈壁の弱くなった部分が膨らんで起こる動脈瘤(どうみゃくりゅう)とよばれるものと、動脈壁のまくがはがれて起こる解離とよばれるものがある。
   これらの障害は直接、死につながる危険があると言われているが、発症するまでには年数を要する。
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