不整脈を侮ってはいけない



  不整脈
とは、心拍数やリズムが一定ではなく心拍数が異常に多い(頻脈)、または少ない(徐脈で、あるいは電気刺激が異常な伝導経路をとるため、心拍リズムが不安定な状態の事を言う。
   また心拍や脈拍が整であっても、心電図異常がある場合は臨床的には不整脈となる。
   全く無症状の場合には無症候性不整脈、症状のある場合には症候性不整脈と呼ぶ。
   症状は、動悸、めまい、失神、胸部違和感、息切れ、胸痛などだ。

   不整脈の発生機序として刺激生成異常刺激伝導異常がある。
   高齢者に多いが、各世代に不整脈をもっている人は普通にいて、原因として、虚血性心疾患、先天性心疾患などがある。
   不整脈には様々な種類が存在し、全く自覚症状を伴わない不整脈もあるが、ある種の不整脈は生命の危険を伴っており突然死の原因とも成りうる。
   ただし、普通の人でも体調不良時に不整脈を起きていることはよくあり、また常時不整脈を起こしている人でも日常生活になんら問題がない場合も多い。

   心臓は全身に血液を送り出すポンプの働きをしているが、ポンプを動かしているのは電気刺激だ。まず、右心房にある洞房結節が興奮し、電気刺激が心房を介し右心房の下方にある房室結節へと伝わる。
   更に興奮は房室結節からHis束、プルキンエ線維へと伝導し、心筋全体へと電気刺激が伝わっていく。
   刺激生成あるいは伝導経路のどこかが障害され、心臓の興奮が正常に伝わらない状態が不整脈を起こす。

   例えば、心房細動は、心房の筋肉の各部分が無秩序、不規則に興奮している状態であり、この無秩序な興奮が心室へと伝達されることで脈が不整となる。
   人の安静時の脈拍は通常50~100拍/分程度だが、これを下回っている場合を徐脈、多い場合を頻脈と呼ぶ。
   不整脈は心拍数から、頻脈性不整脈、徐脈性不整脈、心拍異常を伴わない不整脈に分けることが出来る。
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