脚ブロックとはどういったものか


  脚ブロック心室内伝導障害の1つ。
  右脚ブロック(RBBB)左脚ブロック(LBBB)があり、右脚における興奮伝導障害によって起こる右脚ブロックは器質的心疾患でみられ、特徴的な心電図を示す。
   左脚ブロックは心筋の虚血、心筋症、心筋線維症などで合併症状として現れることが多い。

   ヒス束は、房室結節からの電気刺激を伝導する1群の線維であり、ヒス束は、2つの脚に分かれている。
   左脚は電気刺激を左心室へ、右脚は電気刺激を右心室へ伝導する。
   脚ブロックとは、その電気刺激を部分的、あるいは完全に遮断する伝導障害の1つである。
   ブロックされるとその側の興奮が遅れ、心電図では大きい変化が起こるが、遅れは 0.1 秒の程度で、これだけでは症状を起こすことは無い。
   脚ブロックは他の異常がない"正常者"にもみられるが、各種心疾患のある人もあり(基礎疾患という)、これがあるかどうかが重要である。

   ある場合はその治療が必要だが、疾患も症状もない場合は特に心配する必要は無い。
   左脚ブロックの方が右脚ブロックよりも疾患のあることが多いといわれている。
   脚ブロックには特に症状は無く、右脚ブロックの場合、そのものは重症ではなく、明らかに健康な人でも起こることがある。
   ただし、右脚ブロックが、たとえば過去の心臓発作により、心臓がかなりの損傷を受けていることを示しているということもある。
   左脚ブロックは重症となる傾向があり、高齢者に左脚ブロックがみられる場合は、高血圧やアテローム動脈硬化による心疾患があることを意味するものだ。
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