ガンマ・ヒドロキシン酪酸と現状 


   GHBはメラトニンと並んで質の良い睡眠を促進するだけなので、大量に服用したからといって成長ホルモンの量が増えるわけではない。さらに過剰分は肝臓の酵素で分解されるので、お金をどぶに捨てるようなもので意味がない。

   実際に服用する際は、1.0g程度を目安に飲むといいであろう。人によって効き方が違うので、そこから0.2g単位で増減し、適量を見つけ出す必要がある。通常はナトリウム塩の形で供給されるが、カリウム塩の製品も存在する。

   食塩に非常によく似ており、味も塩味。水やジュースに溶かして飲むといいかもしれない。推奨量ではナトリウムの過剰摂取の心配はないが、ナトリウム制限の治療を受けている人は、カリウム塩の製剤を探して飲まなければならない。

   なお、GHBは胎児の小脳や成人の視床下部に高濃度に存在し、GABAから代謝される神経伝達物質、神経調節物質と考えられている。作用の本体は、体内でGHBと平衡関係にあるGABAの抑制作用で、血液脳関門を通過しないGABAと異なり、GHBは血液脳関門を用意に通過するので、脳内のGABA濃度を急速に上昇させるのである。

   (相互・副作用)
危険!乗り物・機械の操作をしてはならない(突然、睡眠状態に移行する可能性)
禁:アルコール・他の抑制系薬物(睡眠薬・向精神病薬・抗てんかん薬など)との併用→死亡報告例有り
●大量投与で一過性の昏睡状態→数時間の放置で正常に回復→服用の前に家族・周囲の人に説明しておく
●吸湿しやすいので保管場所に注意
●純度の低い製品で吐き気・頭痛・消化不良などの副作用の報告あり
  *長期・大量の運用後、突然中止するとてんかん様のけいれん・手足のふるえ・不安などが見られることがある。
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