不眠の原因と治療方法について


   不眠に悩む人は、布団になってもうまく眠ることができなかったり、せっかく眠っても浅いままで朝を迎えてしまうことが多い。
   しかし、不眠はストレスや不規則な生活による結果であり、決して病気ではないのである。

   ということは、生活習慣を見直せば不眠を改善することも可能だといえるだろう。
   不眠に影響を与える要因として、過度の飲酒、常用している薬、持病、などがあげられる。 また、うつ病を患っていたり不安感や恐怖感を強く感じたりする人は、不眠につながるケースがよくある。
   ある医学データによれば、大人のおよそ10%はいつも不眠に悩んでおり、過半数はたまに不眠を感じているという。
   不眠が続けば、起きていても不快感や疲労感が残り、集中できずに精神的に不安定になってしまう恐れもある。

   治療する場合は、症状の深さや原因をつきとめなくてはいけない。
   持病が原因になっているなら、治療後にすっかり不眠が消えてしまうことすらあるのだ。
   一般的に治療においては、生活習慣を見直し、規則正しい睡眠を導くようにするだけでいいという。
   たとえば、できるだけいつも同じ時間に眠るように心掛けたり、同じ時間に起きたりすることが大切になる。

   休日だからといって夜更かしや遅寝を楽しむのではなく、睡眠サイクルを一定にすることがポイントになるのだ。
   また、光療法という治療方法もあり、時差ぼけによる不眠に苦しんでいる人や、布団になってもうまく眠ることができない人などに役立っている。

   光療法と体内時計をきちんとした状態にするため、一定の時間に明るい光を浴びせるというものである。
   場合によっては、治療に睡眠補助薬を利用するケースも考えられる。
   とはいえ、睡眠補助薬の使用は医師のアドバイスが必要で、処方せんが欠かせないので要注意だ。

   処方せんがなくても買うことのできる市販の睡眠補助薬があるが、ドキシラミンやジフェンヒドラミンといった成分が含まれている。
   シニア世代が利用すると副作用が起こりやすいので、安易な利用はおすすめできない。
   また、シニア世代は睡眠補助薬に頼ってしまうと、失禁、錯乱、転倒といった思わず事故を呼ぶ恐れがある。
   もともと、年齢を重ねると睡眠は若いころとは違って少なくなるものだから、睡眠補助薬を使わなくても問題はない。
   昼寝をしないようにして、夜遅く眠り朝早く起きるように心掛ければ、不眠に悩むことはなくなるだろう。
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