循環器内科医が最もよく出会う異常


  僧帽弁逸脱症は循環器内科医が最もよく出合う異常のひとつである。心房内へ少量の血液が漏出(逆流)することもあり、僧帽弁逸脱症自体は、心エコー検査で診断する。

  より詳しく調べるためには経食道心エコー検査が必要になることもある。
心エコー検査で逸脱の部位、程度、僧帽弁逆流の有無や重症度を判定でき、重症の不整脈が疑われる場合には、不整脈に対する詳しい検査が必要になることもある。
  僧帽弁逸脱の症状はさまざま。
  ほとんど症状が無いが、心房細動の合併がある場合などでは、50歳以上の患者さんでは予後が悪く、また合併症が起こりやすいとされている。
  僧帽弁閉鎖不全症が重症になれば心不全症状が起こるが、そのほかに不整脈や脳梗塞(のうこうそく)などの塞栓症状が起こりやすくなることもある。

  また、感染性心内膜炎を起こす可能性もあるため、必要な時に適切な予防が必要だ。まれに、構造的な障害というだけでは説明しがたい症状がみられる。
  たとえば、胸痛、頻脈、動悸(異常な心拍の自覚)、片頭痛、疲労感、めまいなどである。また、立ち上がったときに、血圧が低くなることもある(起立性低血圧)。
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