僧帽弁狭窄における症状


  僧帽弁狭窄の症状は、左心室血液流入量低下によるものに、易疲労感・末梢性チアノーゼ があり、左心房圧上昇によるものに、
・労作時呼吸困難
・肺高血圧
・肺水腫
・右心不全(肝腫大、全身性浮腫、頚静脈怒張)

などがある。

  合併症に、心房細動、塞栓症などがある。
  重度の僧帽弁狭窄のある女性が妊娠すると、急速に心不全に至る。
  重度の僧帽弁狭窄では、肺の血圧が高くなり、血液中の酸素濃度が低下し、この状態になると、ほおが濃い紫色に紅潮する。
  高血圧によって肺の静脈や毛細血管が破裂すると、喀血がみられる。
  肺への出血量は普通少なく、大量の出血はまれ。
  聴診では、血液が左心房から左心室へと狭くなった僧帽弁を通り抜けようとするときに、特徴的な心雑音が聞かれる。
  診断は普通、心電図検査、心房の拡張を示す胸部X線検査所見、超音波で十分に開いていない弁を通過する血液の状態を描出する心エコー検査によって確定。
  治療は利尿薬やジゴキシンを使用。
  薬物療法で改善が見られない場合、バルーン弁形成術と呼ばれる手法を用いて、弁を伸ばして開く。

  癒着している弁尖を切り離す心臓手術を行うことがあり、弁がひどい損傷を受けているときには、人工弁に置換する必要がある。
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