心臓弁上に細菌や血栓が蓄積すると・・・


  心臓弁上に細菌や血栓が蓄積すると、崩れて塞栓となり、血流に乗って体のほかの部分に移動して動脈内を詰まらせ、心臓へ続く動脈が閉塞すると心臓発作が起こり、塞栓は付着している部位に感染症を起こす。
  感染した心臓弁の底部、あるいは感染性の塞栓が付着しているところには膿がたまる。

  数日のうちに、心臓弁に穴が開き、明らかな逆流起こすような漏れが始まり、一部の人は敗血症性ショックが起こる。
  動脈の感染症は、動脈壁をもろくして、膨隆や破裂を引き起こす。
特に脳内や心臓の近くの動脈が破裂した場合は致死的。発熱している場合、特に感染性心内膜炎に特徴的な症状や、心臓弁障害、最近の外科的、歯科的、内科的処置、麻薬の注射などがある場合、心内膜炎を疑う。心雑音の発生や以前との変化も、診断の役に立つ。

  疣贅から継続的に細菌が血流に放出されるため、異なる時間に3回以上の血液サンプルを採取し、血流から細菌が継続して検出されるかを確認する。
  心エコーは、心臓弁にあるいぼ状の塊と心臓への障害を描出、経食道心エコー検査は、90%以上の確率で心内膜炎を検出する。
  治療は高用量の抗生物質の静脈内への投与が行われ、心臓弁が人工弁の場合、抗生物質だけでは感染症はほぼ治らない為、心臓弁を修復あるいは置換し、いぼ状の塊りを除去する。

  人工弁の感染症により、弁が伸びて広がった場合は、弁を置換する緊急手術が必要になる。
  重度の弁の漏れから致死的な心不全を起こすおそれがあるからだ。
  治療しなければ、感染性心内膜炎は殆ど致死的。治療中の死亡リスクは、年齢、感染期間、人工弁の有無、病原菌の種類などの要因に依存するが、積極的な抗生物質による治療によって、殆どの人は回復する。
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