けいれん性疾患とは


   けいれん性疾患とは、脳の働きに一時的なトラブルが起こった状態である。 脳の働きが正常であるためには、情報を伝えるための電気信号がきちんと放出される必要がある。
   電気信号のおかげで、脳は体の色々な部分と情報交換できるのである。
   大人のおよそ2%はけいれん性疾患の発作を起こすが、この中のおよそ67%は再び発作を起こすことはない。
   発作の内容は、脳のどこがトラブルに見舞われたかによっても違ってくる。
   脳の片側だけに問題があれば部分発作になるし、脳の両方が大きく問題を起こせば全般発作となる。

   けいれん性疾患発作を起こした人のうち30%は複数の発作に苦しむが、70%は1パターンのけいれん発作だけで済む。
   たとえば、単純部分発作では、左足が細かく震えるだけで終わることもある。
   これは、脳のごく一部にトラブルが起こり、頭葉の中で左足に作用する部分がおかしくなるからである。
   しかし、単純部分発作は時に複雑部分発作につながるケースもある。
   複雑部分発作は数分の発作の前触れがあるが、その際に意味不明な音を出したり奇妙な動作をしたりすることが特徴だ。
   周囲とのコミュニケーションが取りにくくなり、助けを拒否してしまうことも多い。
   複雑部分発作が全般発作に進行すると、口から泡を出して意識を失ってしまうので要注意だ。 持続性部分てんかんの場合はまれにしか起こらないが、手や顔の部分発作が続いたりしょっちゅう起こったりするものである。
   数秒から数分という短いスパンで、ひどい時には数年間も続くからやっかいだ。
   ジャクソン発作も持続性部分てんかんのように体の一部に発作が起きるが、こちらでは体の他の場所にも発作が起こってしまう。
   脳の一部に生じていたトラブルが、どんどん広がっていってしまうからである。
   それにともなって手足にあらわれた発作も四肢へ広がり、ジャクソン行進という独特の症状となる。
   しかしながら、ジャクソン発作を起こしている間の意識ははっきりしているので、単純部分発作として扱われている。

   ミオクローヌス発作は、胴や手足が短くけいれんすることが特徴だ。 短い時間で済み意識もあるが、繰り返し起こるので注意したい。
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