情報の守秘と開示の義務 


   インフォームド・コンセントなどにより、患者と医師で交わされた情報は、例え家族や仲の良い知人であっても、極秘事項として扱われる。

   医師、患者を含めたすべての人に対し情報は極秘として扱われる権利が発生するが、患者が本人の情報開示を許可した場合、あるいは意思表示が不可能な重度の錯乱に陥ったり、昏睡状態にある場合など、患者が希望を述べることが不可能であるのが明白な場合は例外として扱われる。

   法律により医療の専門家が特定の情報の開示を要求される場合がある。これは患者が一部の感染性疾患に罹患し、他者に危険が及ぶ場合である。

   アメリカは州法で、梅毒や結核など一部の感染性疾患の情報を州当局に報告する義務があり、さらに一部の州では、運転能力や認知能力が著しく低下する痴呆などの病気は、陸運局に報告しなければならない。日本でも同様に、保健所に報告義務のある感染症が法律で決められている。
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