脳腫瘍の基礎と主な症状


   脳腫瘍には、良性のタイプとがんになる悪性のタイプがある。
   また、脳から始まるものと、他の部分で始まって脳へ転移するものがある。
   原発性脳腫瘍は、脳の中や脳のそばにある細胞に発症するもので、悪性と良性の両方がある。

   続発性脳腫瘍は、他の部分で始まって脳へ転移したもので、必ず悪性となる。
   良性の腫瘍であれば、始まったところの細胞や組織の名前をつけらることが一般的だ。
   たとえば、血管で始まったのであれば血管芽細胞腫となる。
   悪性の脳腫瘍は他の部分で始まって脳へ転移したものが大変多く、1カ所のこともあれば複数の場所ということもありえる。
   リンパ腫、悪性黒色腫、白血病、乳癌、肺癌、消化器癌といったものが脳へ転移してしまう。

   また、エイズは脳リンパ腫をよく引き起こすとされている。
   とはいえ、正常な免疫システムを持っていても脳リンパ腫になってしまうケースが増えているのだ。
   脳腫瘍の症状は良性でも悪性でも起こり、かなり複雑である。
   どんな症状が起こり、どういう進行状態になるかについては、腫瘍のサイズ、増えるスピードなどの条件によっても異なる。
   また、ごく小さな腫瘍でも恐ろしいダメージを与えることもあれば、かなり腫瘍が大きくなるまで何も起こらないケースもある。
   しかし、どんな脳腫瘍であっても、最後には頭蓋内圧が上がることが共通で起こることがわかっている。
   ここで、脳腫瘍に一般的な症状を紹介しよう。

   髄膜腫は特に40歳から60歳の女性の多くあらわれるが、子供にあらわれることもある。
   髄膜腫の多くは悪性ではないが、摘出しても再発することが多いのがやっかいだ。
   しびれ、脱力、けいれん発作、嗅覚障害、視力異常が主な症状で、悪化すると記憶喪失や痴呆を引き起こしてしまう。
   子供によくできる松果体腫瘍は、性的早熟をともなうことが特徴だ。
   また、脳のまわりにある脳脊髄液の排出が阻害され、水頭症が起きてしまう。
   下垂体腫瘍のほとんどは良性だが、異常に多くの下垂体ホルモンを作り出してしまうことになる。
   その結果、巨人症、る先端巨大症、クッシング症候群、甲状腺機能亢進、無月経、乳汁漏出、勃起不全などを引き起こす。
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