舌下神経の障害とは


   舌下神経は舌の動きをつかさどる神経で、頭蓋基底部の腫瘍、脳卒中、脳幹の感染症、首の外傷などによって神経障害が起こる。筋萎縮性側索硬化症も舌下神経を傷つけ障害を起こす。首の動脈閉塞の外科的切除によっても神経障害を起こすことがある。

   障害を起こした側の舌は弱くなり、舌を前方に突出させると患側に曲がり、次第に萎縮していく。その結果、話をしたり、ものを噛んだり、飲みこんだりすることが非常に困難になりる。筋萎縮性側索硬化症が原因の神経障害では、舌は虫が這うような動きをする。

   診断は、腫瘍や脳卒中の痕跡を探すためにMRI検査が実施される。癌や感染症の疑いがある場合は、脊椎穿刺が必要であり、治療方法は、障害発生の原因によって変わってくるが、副腎皮質ホルモン剤やアデホスとメチバコールが処方されることが多い。
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