稀にみられる異常


  腫瘍は、癌性(悪性)であれ、非癌性(良性)であれ、異常な増殖物のことだ。
  心臓原発性の腫瘍は、ほかの臓器に比べ稀で、成人の腫瘍で良性でもっとも多いのは粘液腫である。

  乳児や小児において、多くみられる良性の原発性心臓腫瘍は横紋筋腫である。乳児や小児に多くみられる良性の原発性心臓腫瘍は線維腫で、これら以外の腫瘍は、きわめて稀だ。   粘液腫は心臓壁の内膜にある胚細胞から発生し、左心房内で増殖。
  横紋筋腫は、心筋細胞から直接的に発生し、心臓壁に付着して増殖する。
  横紋筋腫は、結節硬化症と呼ばれるまれな病気の一部として発生することがあり、単発性でみられる線維腫は、心臓の線維性組織細胞から発生して、心臓弁上で増殖する。
肺、乳房、血液、皮膚から増殖が始まり、心臓へ転移した腫瘍は続発性腫瘍と呼ばれ、常に癌性であるがあまりケースは多くない。

  しかし、メラノーマの患者では約75%に心臓への転移がみられる。
症状がみられないときや、軽度の症状もあるが、心不全、不整脈、心臓を覆う心膜内への出血による血圧低下など、致死的な症状をみせることもある。
  心臓弁の上部やその近くに発生すると、約半数に心雑音が聞こえる。
  良性でも、悪性と同じく心機能を低下させるものは致死的。
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