粘液腫の治療などについて


  心不全を合併すれば胸部X線で肺うっ血胸水貯留などの所見がみられる。
心エコー検査で腫瘍の存在を確認できるが、経食道エコー法やMRIによって、あらゆる角度から、また内部組織の性状なども詳細に検討可能だ。

  腫瘍の大きさはさまざまで、大きいものでは10cmを超えるものもあるが、平均5cm程度のものが多くみられ、左心房内に生じたボール状の血栓との鑑別を必要とする場合がある。
  治療方法は原則として、できるだけすみやかに腫瘍の付着部位(多くは心房中隔)を含めて切除。全体での再発率は数%程度と良好だが、家族内発生の場合などでは再発もみられる。
  上記にも記載したが、破片や粘液腫の表面に形成された血液のかたまりが砕かれて塞栓となって血流に乗り、他の臓器に移動し、そこの動脈を詰まらせる可能性があり、結果生じる症状はどの動脈が遮断されるかによって異なる。

  例をあげると、脳内の動脈が詰まると脳卒中が起こり、肺の中の動脈が詰まると痛みや喀血を起こす。
  診断は、心エコー検査で確定する。その他の方法として、血管造影検査、CT検査、MRI検査、生検などが、ときに必要になる。
  粘液腫は、外科的切除によってたいていは治癒する。
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