唾液腺の障害 


   唾液腺は、大きく分けると3つある。
   最も大きいのは耳下腺で、下あごのエラが張った所の真後ろの、耳の前下にある。
   残り2つの大唾液腺は舌下腺と顎下腺で、口の床にあたる口底の奥にある。
   これらの大唾液腺の他に、多数の小唾液腺が口中に分布している。
   唾液が大小の唾液腺から分泌され、消化過程の一端として、食べたものをある程度まで分解してくれる。

   唾液腺の病気には、口にできる腫瘍、つまり癌がある。
   その他に、唾液腺の機能に障害が起きて唾液分泌量を減少する病気と、唾液腺が腫れる病気の2種類がある。
   唾液量が不足したり、分泌がほとんどされなくなすると、口の中が乾燥していると感じるようになる。
   これを口内乾燥症という。

   ■唾液腺の機能異常(唾液腺で起こる機能の異常)
唾液腺の機能に障害が起こったり、唾液分泌量が減少する病気には、パーキンソン病、うつ病、慢性の痛み、 HIV感染症、シェーグレン症候群などがある。
   また、薬によって唾液分泌量を減少する場合がある。
   例えば抗うつ薬、抗ヒスタミン薬、抗精神病薬、鎮静薬、メチルドパ、利尿薬などだ。

   化学療法による癌治療や、頭部や頸部へ放射線を照射した後にも、唾液腺機能異常がよく起こる。
   放射線の大量照射による口内乾燥症の症状は、特に照射量が大量の場合、一生続いてしまうが、 化学療法によって起こる口内乾燥症は、一時的な場合がほとんどだ。 
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