死亡率の高い発作

  冠動脈の内側が動脈硬化などによって狭くなり、血液が充分に流れなくなり心筋が酸欠状態を起こし、血流が著しく減少したり、とくに血管が完全にふさがってしまうと、その部分の心筋の組織は壊死し激しい心臓発作を起こす。

  これが心筋梗塞である。
  冠動脈を詰まらせる原因として最も多いのが血栓であり、冠動脈はアテロームによって部分的に狭くなっていることが多く、破裂したりちぎれたりすると、動脈はさらに狭くなって血栓が詰まりやすくなる。
  破裂したアテロームは血流を減少させるだけでなく、血小板の粘着性を高める物質を放出するため、血液はさらに固まりやすくなる。
  冠動脈のれん縮のために血流が遮断されて心臓発作が起こることもまれにあり、れん縮は薬によっても起こるが、原因不明のこともある。

  ほとんどの場合、突然の激しい胸痛で始まる。
  胸の中央部が痛むことが多いが、胸全体、みぞおちの部分、左肩や左腕、首や顎、右肩などに痛みがひびくことも多い。
  狭心症痛よりはるかに強い痛みで、速効性硝酸薬はほとんど効かない。
  発作の持続時間は、30分から数時間、ときには、数日にわたって断続的に痛むこともある。
発作は安静時や就寝中、日常の軽い動作のときに起こる。
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