気付きにくい動脈硬化2


  動脈硬化は左右の総腸骨動脈へ分かれる下部大動脈も含め、腹部大動脈やその分枝ででもみられる。

  普通は動脈内腔の約70%が塞がらなければ症状は起こらず、例え最終的に動脈が完全に閉塞する場合でも、突然に閉塞するよりは徐々に狭くなっていく方が症状は軽い。
  しかし、血管が突然に閉塞すると側副血管が発達する時間がないために症状は重くなる。

  この病気は腕や脚の動脈、間欠性跛行(最も一般的で脚の動脈が徐々に狭くなる)、総腸骨動脈に分かれる下部大動脈、腎動脈の片方、上腸間膜動脈、肝動脈や脾臓へ血液を供給する脾動脈など色々な部分で閉塞が起こりえる。

  診断は、左右のわきの下、ひじ、手首、股の付け根、膝の裏、足首の脈拍の強弱の確認を行い、直接触れたり、聴診音を聞き血流の状態を調べ、ドップラー血流計や脈波計、X線検査、血流量や血液中の酸素量を測定する検査やCT血管造影検査、MRAなどの検査を行う。

  予防法は、禁煙、糖尿病をコントロールする、血圧を下げる、コレステロールやホモシステイン値を低下させる、減量、定期的な運動等だ。

  治療は、跛行を軽減する薬や血栓溶解薬、血管形成術、手術、運動療法、足のケア等。
  症状の重症度、閉塞部位とその程度、治療に伴うリスク、患者の総合的な健康状態で決まる。 ビュルガー病(閉塞性血栓血管炎)を起こす場合もあり、普通は喫煙者に発症するまれな病気で若い男性に多いが、近年では女性にも増えており、直ちに禁煙をしないと悪化の一方を辿るという危険がある。
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