痛風の症状と治療 


   痛風は、外傷や、外科手術、アルコール、プリン体を多く含んでいる食品の多量摂取、疲労、精神的ストレス、基礎疾患などが原因となり、突然、痛風発作を発症する。
   痛風発作は、激しい痛みを1つの関節か複数の関節に起こり、特に夜によく起きる。
   痛風発作での痛みは、次第に激しさが増していき、関節を動かしたり、関節にさわっただけでも激痛を生じるようになる。
   関節部分は、赤や紫の光沢ががった色になり、硬くなる。
   また、炎症を起こした関節は、腫れて熱を持つようになる。
   他にも、発熱や悪寒、倦怠感や心拍数の上昇といった症状もみられ、痛風発作は、最初1つの関節に生じ、数日間で症状がなくなり、関節の機能も回復する。

   しかし、治療を行わずにいると痛風発作は、頻度を増し、発作の時間も長くなり、次第に複数の関節が侵されていく。
   痛風発作があまり繰り返されると、慢性化・重症化し、関節や組織が破壊されることになる。 痛風を発症した人の5/1程度に、腎臓結石がみられ、この石により尿道が狭くなり、激しい痛みを生じるようになる。
   痛風の治療は、まず、炎症のコントロールと痛みの軽減を行うことになる。

   痛みの軽減と関節の腫れを抑えるのに有効なのが、COX-2阻害薬を含む非ステロイド性抗炎症薬である。
   関節が炎症をおこしている場合には、そえ木をして痛みの軽減をする。
   痛風治療には以前から、コルヒチンが使用されており、コルヒチンは症状が緩和するまで、1時間おきに1錠ずつ服用するのが通常である。
   このコルヒチンは副作用として、腹痛や下痢、時には、骨髄に障害を与えることもある。
   痛風に初めてかかった人の場合、太り過ぎのことが多く、体重を徐々に減らしていくことで、血液中の尿酸値も正常値に近づけることができ、痛風発作も起こらなくなる。
   治療も第二段階からは、アルコール摂取を控えたり、血液中の尿酸値を上昇させる薬の服用をやめる、プリン体を多く含む食品の摂取を控える、体重を減少させると言った治療になってくる。
   激しい発作を繰り返す人は、薬物治療も必要となるが、すでにできている尿酸結晶やすでに起きている関節の損傷といったものを治すことはできない。
   血液中の尿酸値が減少すれば、痛風結節は次第に小さくなるが、痛風結節があまりに大きい場合には、外科手術により切除する必要が出てくる。
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