医療におけるコンプライアンスとは


  コンプライアンスとは、薬物療法で効果を上げる為に、医師の指示した通りに患者が処方薬を服用すること言う。コンプライアンスは、治療を行う上で重要で大切な要因である。
  しかしアメリカの調査では、コンプライアンスに従い薬を服用する患者は、処方箋を受け取る患者の半数程度しかいないと報告されている。

  薬物療法のコンプライアンスを守らない理由の、最多であるのが薬の飲み忘れである。なぜ忘れるかと言う問題において、患者の心理に否定的なメカニズムが働くのが要因の一つと指摘されている。

  病気に罹ることは本人に様々な点で心配をもたらし、薬の服用をする度に、自分は病気に罹っていることを想起させ、薬の服用を止めることや忘れることで、病気自体を否定したい心理が働く可能性が指摘される。また副作用の怖れなど、治療行為自体の不安から、コンプライアンスを守り、計画に沿った治療の進行に消極的になる場合もある。
  その他にもコンプライアンスを守らない理由として、指示の無理解や誤った解釈、薬に対する信用の欠如、病気が充分に治療されたとの誤解、有害な結果や薬の依存に対する恐怖感、費用の心配、病気回復への無気力・無関心、錠剤やカプセルの嚥下困難など服薬の妨げとなる障害の存在など、様々な理由が存在する。
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