真菌性肺炎の種類と治療2 


ブラストミセス症
   ブラストミセス‐デルマティティディスによる起こるブラストミセス症は、主にアメリカの南東部、中南部、中西部や、五大湖の周辺地域でみられる。この真菌を吸いこむと(普通は何も起こらないが)インフルエンザに似た症状が起こり、慢性滴な肺炎の症状が数か月にわたり続くこともある。
   この病気は、特に皮膚、 骨、関節、前立腺などほかの部位にも広がることがある。この真菌を確認できるような血液検査がないため、痰やほかのサンプルにて診断し、イトラコナゾールやアムホテリシンBなどの抗真菌薬を使用し、治療する。多くの場合、治療の必要がないこともある。

その他の真菌感染症
   クリプトコッカス‐ネオフォルマンスが起こすクリプトコッカス症、アスペルギルス属が起こすアスペルギルス症、ケカビ目の真菌が起こすムコール症など様々な真菌がほかにもある。
   これらの真菌症は、世界中で起こり、最も多く発症するのが、クリプトコッカス症で、健康な人にも広発症し、エイズなどにより免疫不全の状態にある場合は重症化することもある。また髄膜へ広がり、クリプトコッカス髄膜炎に至るクリプトコッカス症や、急性白血病やエイズ患者、臓器移植を受けた人、長期ステロイド薬使用者が起こす呼吸器感染症の主な原因になっているアスペルギルス症、比較的まれな真菌症だが、重症の糖尿病や白血病の患者で多くみられるムコール症などもある。
   これらの感染症は、抗真菌薬であるイトラコナゾール、フルコナゾール、アムホテリ シンBで治療する。しかし、エイズなどで免疫不全状態の患者は、回復できないこともある。
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