その他の原因の場合2 


・妊娠が原因の場合
   妊娠してホルモンバランスが変化することで、軽い歯肉炎が悪化する。
   歯石がたまると、軽度の炎症によって、妊娠腫というこぶ状の歯肉組織が異常に増殖する。 この組織は出血しやすいので、食事が取りにくくなる。
   また、妊娠腫は手術で摘出できるが、出産時まで繰り返し再発する傾向がある。

・更年期が原因の場合
   剥離性歯肉炎という痛みを伴う病気は、更年期の閉経後の女性に多く起こる。
   歯肉の外側の層がその下の組織からはがれて、末端の神経が露呈する。
   歯ぐきがゆるみ、歯肉の表層は綿棒でこすったりするとはがれてしまう。
   治療には、ホルモン補充療法や、コルチコステロイドの錠剤、ステロイドクリームなどがある。

・白血病が原因の場合
   白血病は歯肉炎を引き起こす危険性が高い。
   原因は、白血病に侵された細胞が歯肉にまで浸食することで、抵抗力が低下しているため、歯肉炎は悪化する。
   歯肉は赤く変色して血が出やすく、出血すると数分以上血が止まらないこともある。

   白血病性歯肉炎になったら歯磨きはせず、歯と歯肉の汚れは、ガーゼや脱脂綿でそっと拭き取るようにする。
   プラークを抑えるために、クロルヘキシジンうがい薬を使用したりする。
   白血病細胞が消えて小康状態になれば、歯の十分にケアして、健康な歯肉を取り戻すことができる。

・埋伏歯が原因の場合
   歯冠周囲炎とは、あごの骨の中に半ば埋まった埋伏歯の、歯冠を取り巻く歯肉に起こる歯肉炎。
   途中まで生え出て止まった埋伏歯を覆って、歯肉は腫れる。
   親知らずに発生しやすく、特に下あごの親知らずによく起こる。
   感染が起きて、咽喉や頬へ広がることもある。

   下あごの親知らず周囲炎の場合は、水の噴射で、たまった食べもののカスや細菌を洗い流す。 下あごの歯が完全には生え出ていない時には、対の上あごの歯を抜いてから、下あごの歯を抜く。
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