靭帯の断絶と骨折 


   手の外傷で最も多く見られるのが、靭帯の断絶と骨折である。
   手の外傷では、痛み・腫れ・こわばりといった症状が現れ、手の動きに制限が生じることもある。
   また、靭帯は、断絶してしまうことで、骨の位置がずれ脱臼といったことにもなる。
   手のけがでよくみられるものとして、ゲームキーパ母指舟状骨と月状骨をつないでいる靭帯の断絶、舟状骨骨折、脱臼、有鉤骨の骨折といったものがあげられる。
   ゲームキーパ母指とは、親指の手のひら側の靭帯が断絶してしまった状態のことで、手術が必要になることもあるが、多くの場合には、そえ木で固定して治療をおこなう。

   ゲームキーパ母指は転倒などして親指が後方に反った状態で硬い地面との間に挟まれることで多くおきる。
   舟状骨と月状骨をつないでいる靭帯の断裂は、ほとんどの場合で、手の甲側の手首に痛みが生じ、治療としては、舟状骨と月状骨を固定する治療が行われたり、外科的に断裂した靭帯を修復することもある。
   舟状骨と月状骨をつないでいる靭帯が断裂するのは、転倒などにより、手が外側に無理に延ばされた状態になった時などにおきる。
   舟状骨骨折は、手首の骨折の中でももっともよくみられる骨折であり、手首の親指の下の方に圧痛を生じる。
   治療としては、ギプスによる固定をおこなったり、手術を行うこともある。

   ほとんどの場合では、3~4ヶ月程度で完治することができるが、治療をせずにいると手首に炎症をおこすこともある。
   脱臼は、指の骨の関節や指の真ん中の関節に起こることが多く、治療としては、指の骨の付け根部分の関節が脱臼した場合には、手術による修復が必要となることもある。
   指の真ん中の関節が脱臼した場合には、隣の指をそえ木の代わりにして、2本を合わせてテーピングで固定し治療する。
   靭帯が断裂した場合には、3週間程そえ木での固定が必要となってくる。
   脱臼は、多くの場合、親指を深く曲げすぎたり、指を反らせすぎた場合におこる
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