日光を浴びよう 


   ビタミンD不足高齢者にも起こる。日光にあたっても、肌でつくられるビタミンDの量が少ないためである。
   乳児のくる病の最初の徴候は、筋肉のけいれんや座ったりはいはいができるようになるのが遅れ、頭蓋骨の間のスペースが閉じるのが遅れる。1~4歳の子供では、脊椎が異常な形に曲がったり、O脚やX脚になったりする為、歩けるようになるのが遅れる。
   年長児や思春期の子供の場合は、歩くと痛みが生じる。
   骨盤の骨が平らになり、思春期の女児では産道が狭くなる。大人の場合は、骨、特に脊椎、骨盤、脚が弱くなり、このような部位はさわると痛み、骨折することもある。
   診断は症状、X線検査による骨の状態、血液中のビタミンD副産物の濃度が低いことに基づいて診断する。

   ビタミンD過剰症は、長期間、大量のビタミンDを毎日摂取すると有害作用が出て、血液中のカルシウム濃度が高く、高カルシウム血症になる。
   食欲減退、吐き気、過度ののどの渇き、筋力低下、神経過敏、高血圧が起こる。
   カルシウムが体中の臓器、特に腎臓、血管、肺、心臓にたまり、腎臓は永久的な損傷を受け、症状が重くなるとこれを受けて、腎不全になる事もある。

   血中のビタミンD濃度を測定して確定する。
   治療は、ビタミンDサプリメントを中止、低カルシウム濃度の食事を続け、体内の高カルシウム濃度の影響を相殺し、骨からのカルシウム放出を抑える薬を服用する。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コンテンツ提供 by 介護の安心ガイド