アルコール摂取に欠かせないもの 


   化学名はニコチン酸・ニコチン酸アミド(これらの総称がナイアシン)といい、ビタミンB3ともいわれている。
   水に溶けやすく(水溶性)、酸化されにくい性質である。
   またナイアシンは、熱・酸・アルカリ・光にも強く、加熱調理や保存に強いという特質もある。
   ナイアシンは炭水化物や脂肪など体内のさまざまな物質の代謝に必要不可欠な存在である。
   ナイアシン欠乏症は、アミノ酸であるトリプトファンも同時に不足しているときにのみ、ペラグラ(ナイアシン欠乏症のこと)の原因となる。
   トリプトファンは体内でナイアシンに変換されるからである。

   トウモロコシ(インディアンコーン)はナイアシンとトリプトファンの量が少ないため、トウモロコシが主食の地域に住む人はペラグラになるリスクがある。
   さらに、トウモロコシに含まれるナイアシンは、アルカリ処理しないと腸で吸収できない(メキシコのトルティーヤは、アルカリ処理された食品の1例)。
   ペラグラは季節性で、食事の内容が主にトウモロコシ製品に偏ってしまう春から夏にかけて起こりやすい。
   またナイアシンは、アルコールを分解する酵素の補酵素として働く。
   そのためアルコールの摂取量が多いと欠乏状態になり、ペラグラになることがあるため、飲酒量の多い人は積極的に摂取した方がよいとされている。
   鉄、ビタミンB2、B6が欠乏すると、ナイアシンも欠乏する。
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