カルシウムの知られざる姿 


   高カルシウム血症は、時に癌患者に生じることもある。
   慢性高カルシウム血症の場合には、カルシウムを含んだ腎結石が形成されることがあり、泌尿器系結石や他のミネラルの吸収抑制などがある。
   低カルシウム血症は、血液中のカルシウム濃度が非常に低くなった状態だ。
   血液中のカルシウムのほとんどは、タンパク質のアルブミンと結合して運ばれ、アルブミンと結合したカルシウムは保存用で、体内ですぐに使われるものではない。
   これと対照的に、結合していないイオン化カルシウムは、体の機能にすぐにかかわるものである。したがって、血液中のアルブミン濃度が低くても、イオン化カルシウムの量が正常を保っていれば問題はない。

   低カルシウム血症は脳に徐々に影響を及ぼし、錯乱、記憶喪失、意識混濁、うつ、幻覚といった神経や心因性の症状を引き起す。これらの症状はカルシウム濃度が回復すると元に戻る。
   カルシウム濃度が極端に低くなると、唇、舌、指、足にチクチクした痛みが生じ、筋肉痛、のどの筋肉のけいれん(呼吸困難を起こす)、筋肉の硬直やけいれん、不整脈が起こる。
   たいていの場合、低カルシウム血症は経口カルシウムサプリメントだけで治療できる。
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