ヘモグロビン生成に不可欠な存在 


   人では、銅を十分に含まない高カロリー輸液胃バイパス手術が原因となることがある。
   の推奨摂取量は0.8mg/日だが、典型的なアメリカ人の食生活ではこれに達しないことがある。 亜鉛は消化管からの吸収において銅と競合するため、亜鉛を長期に渡って摂りすぎると銅欠乏が生じることがある。
   亜鉛の取りすぎは、例えば義歯接着剤の使いすぎで起こる。逆に、銅過剰状態(ウィルソン病など)を治療するため、亜鉛製剤を用いることがある。

   銅欠乏症は、健康な人にはほとんど起こらないが、未熟児、重度の栄養不良から回復中の乳児、下痢が続いている乳児によくみられる。
   栄養の吸収を阻害する重症疾患(セリアック病、クローン病、嚢胞性線維症、熱帯スプルーなど)は、銅欠乏症の原因になる。
   亜鉛や鉄を多量に摂取すると銅の吸収が減少する。
   銅欠乏症の症状には、疲労感、皮下出血、血管の損傷、心肥大があり、貧血もよくみられ、白血球の数が減少する。銅欠乏症は、症状に加えて、銅とセルロプラスミン(銅を含むタンパク質)濃度を調べる血液検査の結果に基づいて診断される。銅欠乏症は銅サプリメントで治療する。 銅の過剰摂取はまれであり、タンパク質と結合していない銅はすべて有毒である。
   銅製の容器、チューブ、弁などに長期間接触していた酸性の食品や飲料は、タンパク質と結合していない少量の銅に汚染されている可能性があるのだ。
   結合していない銅は、比較的少量でも、吐き気、嘔吐、下痢を引き起こす。
   大量に摂取すると、腎臓を損傷し、尿の産生を阻害し、赤血球の破壊(溶血)による貧血を引き起こし、死に至ることもある。
   銅過剰症は、血液中または尿中の銅とセルロプラスミン濃度を測定して診断し、治療には、銅と結合する薬剤を使う。
Related Posts Plugin for WordPress, Blogger...

コンテンツ提供 by 介護の安心ガイド