平均的な食事ではまれな症状 


   高カリウム血症では、血液中のカリウム濃度が非常に高くなり、腎臓が十分なカリウムを排出しないことが原因で起こる。
   軽度の原因で最もよくみられるのは、腎臓への血流を減らす薬や、腎臓が正常な量のカリウムを排出するのを阻害する薬の使用だ。
   このような薬には、ACE阻害薬がある。
   アジソン病になると、腎臓を刺激してカリウムを排出させるホルモンを副腎が十分に分泌しなくなり、腎不全は重度の高カリウム血症を引き起こすことがある。
   細胞からカリウムが突然放出される時は、外傷に伴う多量の筋組織の破壊、重度のやけど、コカインの多量吸入などが原因。
   カリウムが細胞から血液中に急激に移動すると、腎臓に過度の負担を与え、その結果、生命にかかわる高カリウム血症になる。
   軽度の場合、殆ど症状を起こさない。
   血中のカリウム濃度が非常に高いと、不整脈を起こすこともあり危険で、カリウム濃度が極めて高いと、心臓が止まることがある。

   軽度ならば、カリウムの摂取量を減らすか、腎臓がカリウムを排出するのを阻害する薬の服用を中止するだけで、治療としては十分。
   重度の高カリウム血症は、迅速な治療が必要不可欠で、消化管からカリウムを吸収し、便と一緒に体外に出す作用のあるレジンを、経口または浣腸で投与する。
   さらに迅速な治療が必要な場合は、カルシウム、ブドウ糖、またはインスリンを点滴で投与。
   カルシウムには、カリウムから心臓を保護する働きがあるが、カリウム濃度そのものは下げず、この作用は数分間しか続かない。ブドウ糖とインスリンは、カリウムを血液から細胞へ移動させ、血液中のカリウム濃度を下げる。
   効果がない時や腎不全を起こしている場合は、透析を行い余分なカリウムを取り除く必要がある。
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