セレンについて 


   セレンはあらゆる組織にあり、セレンはビタミンEと一緒に抗酸化物質として作用し、正常な細胞活動の副産物であるフリーラジカルによる損傷から細胞を保護する。
   セレンはまた、甲状腺が正常に機能するのに必要な存在である。近年、ミネラルに関する研究の中で、もっとも注目されているものにセレンがある
   癌発生を抑え、転移も防ぐほかに、狭心症や心筋梗塞の予防に役立ち、若返り効果が抜群だということがわかってきたためである。
   成人病の高血圧や動脈硬化に関するセレンの作用については、血圧をコントロールするホルモンの一種「プロスタグランディン」を体内で産生するのに欠かせないミネラルであり、血管を拡張させたり、血液が固まるのを防いで、動脈硬化や血栓症(心筋梗塞、脳血栓など)を防ぐ効果があると考えられている。

   さらに、老化の原因になる過酸化脂質を取り除く抗酸化剤としての役割もある。
   これを詳しく解説すると、セレンはビタミンE(過酸化脂質を抑制)の作用を代替すると考えられていたのだが、その後の研究で同じような作用はもっているが、作用のしかたがちがっていることが明らかになった。
   つまり体内に過酸化脂質が大量にできると、動脈梗化、肝臓障害、糖尿病、白内障などの成人病を発生させる誘因になるが、セレンはこの過酸化脂質を分解する「グルタチオン・バーオキシダーゼ」と呼ばれる酵素の構成成分となり、この酵素が働くのに中心的な役割をもっている。 したがってセレンは、老化防止の作用があるといえるだろう。
   セレンの生理作用のおもなものは、この作用であると考えてよいだろう。
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