肺胞タンパク質の症状と治療2


  症状がほとんどない患者に治療は必要なく、生活に支障を来すような症状がある場合は、気管支鏡検査の際、または口や気管を通して特殊なチューブを挿入し、肺胞中にあるタンパク質を豊富に含んだ液体を生理食塩水で洗浄する。肺の一部を洗浄することもあるが、重い症状で血液中の酸素濃度が非常に低い場合は、全身麻酔をして片方の肺全体を洗浄することもある。

   その3~5日後に再び全身麻酔をし、もう一方の肺を洗浄する。1回の洗浄ですむ場合もあるが、何年間も定期的に洗浄が必要な場合もある。
   他の治療法の有用性については明らかになっていないが、プレドニゾロンなどのステロイド薬は効果がなく、実際は感染症にかかるリスクを高めることがあるため、細菌感染症は抗生物質の内服で治療する。
   肺胞タンパク症の患者で息切れの症状が続く人もいるが、定期的に肺洗浄を行っている限り、この病気で死亡することはまれである。
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