年齢層による体内の水分量


   人の体の60%は水分だがその内訳は細胞内液40%と細胞外液(間質液と血液)20%である。
   年齢によっても水分量は変化するが、高齢者では体重の55%にまでなってしまうのだ。
   乳児(特に未熟児)や高齢者は水分バランスが乱れがちで、どちらの場合も、他の年齢層に比べると、腎臓の機能が不十分である。

   このため、乳児は下痢を起こすとすぐに脱水になってしまう。
   また、多量の点滴を受けると、逆に水分過剰になってしまう。
   高齢者は特に脱水になりやすく、錯乱や体の自由が利かなくなって水分補給ができなくなるなどが、よくみられる脱水の原因だ。更に、高齢者はのどの渇きを感じるのが若い人に比べて遅く、感じ方も鈍くなるため、それ以外の点では健康な人でも、十分に水分を取らないことがある。
   また、高齢者は体脂肪の割合が高いという点もあり、脂肪組織は他の組織よりも水分の割合が少ないため、体内の総水分量は年齢とともに減少する傾向にある。
   ちなみに、体内の水分は、

新生児では80%……新陳代謝が盛んな分失われる水分も多いので脱水状態になりやすい。
乳幼児では70%……身体の成長に伴い筋肉や脂肪がふえるが、運動量が多くなるので、水分が失われやすくなる。
成人男子では60%……体重により個々に違うが加齢によって水分量は減少して、身体が乾燥しやすくなる。

   高齢者の55%というのは細胞内の水分量が減り、脱水状態になりやすく臓器にも悪影響を及ぼす。 また肥満の人は体重の約50%、やせている人は65%である。
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