アキレス腱滑液包炎の症状と治療 


   アキレス腱滑液包炎は、アルベルト病とも呼ばれている、かかとの骨とアキレス腱の間にある液体の詰まった袋状の滑液包におきる炎症のことである。
   アキレス腱滑液包炎は、だれにでもおきる可能性があるが、特に女性に多く発症している。
   かかとの部分が硬い靴で歩いたりすることでかかとの後ろにある軟部組織が圧迫され、滑液包炎をおこしてしまう。
   この様な靴を履き続けることで、滑液包炎は悪化する。
   また、つま先とかかとに向かって細くなっているハイヒールなども滑液包炎を起こす要因となる。

   他にも、かかとの外傷関節リウマチなどの病気が原因でおきることもあり、どんな場合であれ、アキレス腱に過度の負荷をかけることはアキレス腱滑液包炎を起こす要因となる。
   アキレス腱滑液包炎が外傷により起きた場合には、症状は突然生じ、外傷でない原因の場合には、徐々に滑液包炎を発症していく。
   アキレス腱滑液包炎は、アキレス腱の前でも後ろの場合でもその症状である腫れと熱感は、かかとの後ろに現れる。

   軽度のアキレス腱滑液包炎では、赤みと腫れ、圧痛のある場所がかかとの後ろ側に広がり、炎症を起こしている滑液包が肥大していくとかかとの皮膚の下に赤いしこりができ、かかとの上にも痛みを生じるようになる。
   また、アキレス腱滑液包炎が慢性化することで、こぶが硬くなってしまう。
   アキレス腱滑液包炎の治療では、患部を温めるか冷やして圧迫したり、非ステロイド性抗炎症薬を使用することで一時的に痛みを抑えることができる。
   ステロイド薬と局所麻酔薬の混合薬を患部の滑液包に注射する方法もある。
   こういった治療でも改善が認められない時には、手術によりかかとの骨の一部を切除することもある。

   しかし、アキレス腱滑液包炎の治療は、炎症を軽減し、かかとの圧迫を減らすことにある為、フォームラバーやフェルトでできたようなパッドを靴に入れてかかとへの圧迫を避けるようにする。
   また、炎症を起こしている滑液包の周囲にパッドを敷いたり、ふくらはぎが伸びるような靴を履くのも有効である。
   ランニングシューズなどの靴底を安定させるような靴を履くことも有効である。
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