外反母趾と腱膜瘤の症状と治療 


   外反母趾は、親指の付け根が外側に向けてふくらみ、指先が足の小指の方向に向かって曲がったままに変形してしまう状態のことをさしている。
   外反母趾の原因となるのが、自分の足に合わない靴になる。
   特に女性は、靴に機能性よりもファッション性を求める傾向にあるため、女性に多く変形がみられる。

   しかし、この他にも家族性による発症の傾向があることもわかっている。
   外反母趾になってしまうと親指の付け根が外側をむいて変形するので足の横幅が広がり、親指の偏移により親指の指先は小指側を向き、親指の付け根の中足骨頭につながっている部分が足の内側に隆起してしまう。
   隆起したふくらみの下には、滑液包があり、この滑液包が靴との摩擦から刺激を受けて腫れ、徐々に大きくなっていく。
   この様になった状態を腱膜瘤という。
   つまり、腱膜瘤は、外反母趾が原因となって起きる、親指の付け根関節の滑液包が腫れと痛みを起こす状態のことである。

   腱膜瘤が靴との摩擦の刺激を受け続けると、骨の増殖や滑液包の腫れが増大し、足の幅がますます広がる。
   外反母趾と腱膜瘤は、所見から診断することができ、X線検査を行うがこれは、外反母趾の程度がどのくらいの状態であるのかを確認するためである。
   外反母趾での痛みは、ステロイド薬と局所麻酔薬を混ぜ合わせたものを注射することで治療することになる。
   痛みを軽減させるためには、患部にかかる圧迫を軽減させるために、腱膜瘤を保護するパットをつけたり、圧迫をなくすように調整を行った靴を履くようにすると効果的である。
   しかし、痛みや腱膜瘤が重度の場合には、足の指の位置を矯正するための外科的手術が必要となる。
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