アルコールの多飲に注意 


   晩発性皮膚ポルフィリン症はアルコールを多飲する中年男性に多く見られる疾患であり、ポルフィリン症の内、非常に発症率の高い型となる。
   便及び尿においてポルフィリン体が増え、赤血球ポルフィリンは増加を示さない。
   治療は、飲酒などの発症因子を避けることが有効である。
   500ミリリットルほどの血液を抜き取る瀉血の処置が最もよく行われている治療法だ。

   瀉血によって余分な鉄が徐々に取り除かれ、肝臓のウロポルフィリノーゲン脱炭酸酵素の活動が正常に戻り、肝臓と血漿のポリフィリン濃度が徐々に低下する。
   皮膚の症状が改善し、やがて正常に戻る。
   やや鉄不足になった時点で瀉血を中止する。
   晩発性皮膚ポルフィリン症の治療には、微量のクロロキンやヒドロキシクロロキンも有効である。
   エストロゲンを服用している女性の場合は、瀉血が終了してポルフィリン値が正常になるまで、エストロゲン療法を中止する(エストロゲン療法はポリフィリン症の発症因子)。
   ポルフィリン値が正常になったらエストロゲン療法を再開するが、ポルフィリン症の再発を引き起こすことはめったにない。
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