様々な化学物質による食中毒2


  ・汚染による中毒

   鉛やヒ素、有機殺虫薬がついたままの果物や野菜を食べた場合や、鉛の上薬を使用した陶器に酸性の飲み物が入っていた場合、あるいは、カドミウムでコーティングした器に食べ物が貯蔵されていた場合に、胃腸炎が起こることがある。

   毒性の化学物質で食中毒を起こしても、たいていは水分と電解質の補給のみで即座に、完全回復する。
   中毒の症状が現れたら、すぐに大量の水分を摂取すること。
   口からの摂取が難しい場合は、点滴で水分補給する必要がある。

   できるだけ早く、胃の中の毒性物質を除去する必要があるが、ほとんどの場合、嘔吐で吐き出すことができる。
   最初に吐いた嘔吐物は、後で検査をする場合に役に立つ。
   しかし、毒性物質を十分吐き出せず、症状が重い場合は、細い管を鼻や口から胃に通して胃の内容物を除去する処置が行われる。
   毒素の排出のため、下剤を使用することもある。

   治療は、毒素の種類に応じて行われる。
   例えば、ある種の毒キノコ中毒ではアトロピンが投与される。
   ファロイジン中毒では、炭水化物を多く含む食事と糖類を含む点滴で治療を行う。
   シガテラ中毒にはマンニトールの点滴、ヒスタミン中毒には抗ヒスタミン薬を投与する。
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