セリアック病の実態


   セリアック病の人は、少量のグルテンでも症状が出るので、グルテンを含む食品を全て避ける必要がある。
   グルテンの摂取を一旦やめると、小腸のブラシ状の表面と吸収機能が正常に戻る。
   グルテンは様々な食品中に含まれているので、避けるべき食品の詳しいリストと栄養士のアドバイスが必要となる。

   ただし、グルテン入り食品を避けても、症状が継続する場合がある。
   これは、診断が正確でなかったか、難治性セリアック病に進行したかのいずれかだ。
   難治性セリアック病の場合は、コルチコステロイド薬による薬物治療を行う。
   グルテン入り食品を避けても、薬でも効果がなければ、静脈栄養が必要となることがまれにある。
   小児では初診の段階で重症になっている場合があり、グルテン除去食開始の前に、しばらく静脈栄養の期間が必要になる。

   グルテンを避ければ、ほとんどの患者は良い状態を保てるが、長期間セリアック病が続くと、ごくまれに腸にリンパ腫を形成し、死んでしまう患者もいる。 グルテン除去食を徹底することで、腸の癌やリンパ腫などの、長期間にわたる合併症のリスクを軽減できるかどうかは不明だ。
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