クローン病の初期症状


  初期症状は主に、発熱、食欲不振、出血を伴う慢性下痢、腹痛からくるけいれん、体重の減少など。
  これらの症状が数日間から数週間続くが、治療しなくとも治まる。
  しかし一度発作を起こすのみで、完全に回復することはごくまれだ。

  クローン病は一生のうち不規則に再発を繰り返す。
  再発は軽かったり重かったり、また短いことも長びくこともある。重症だと激しい痛みや脱水、血液量の減少などの症状が起こる。しかし、なぜ症状が回復したり悪化したり、また再発したりするのか、何が重症度を左右するのかは不明だ。炎症は腸の同じ場所に再発しやすいが、患部の切除の手術後には別の領域に広がることもある。

  腸閉塞や感染部位に膿がたまる、または腸に異常な通路(瘻)ができるという合併症が起こることがある。
  瘻は腸の異なった2つの場所をつなぐ。
  例えば、腸と膀胱を、または腸と皮膚表面をつないでしまうこともある。
  小腸の瘻はよくみられても、大きな穿孔はまれだ。

  大腸が広い範囲にクローン病にかかると、直腸に出血がよく起こり、いずれは結腸癌になるリスクが非常に高くなる。
  患者の約3分の1は、肛門の周りの症状が出て、特に肛門粘膜の内側の瘻と裂肛に多い。
また、クローン病は体の他の場所にダメージを与えるような合併症を起こすことがある。例えば、胆石、腎結石、栄養素の吸収不足、尿路感染症、アミロイド症などだ。
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