過敏性肺炎の症状と治療


     医師は、身体所見と、病気の原因である粉塵やその他の物質の特定、疑わしい物質にさらされた経歴、血液検査での抗体の存在などにより過敏性肺炎を診断する。
胸部X線検査で何らかの異常がある場合、過敏性肺炎を疑う。肺機能検査にて、肺が保持できる空気量や肺活量、酸素と二酸化炭素の交換機能などを測定した結果で、過敏性肺炎の診断を裏づけることができる。

  また血液検査により、抗体を調べ、疑わしい抗原にさらされたかどうか確認することができる。抗原が特定できず、診断に疑いがある場合、患者を再び同じアレルゲンにさらし、症状や肺機能の変化をみることもある。

  診断が確定できず、特に感染症が疑われる場合は、肺生検を行い、顕微鏡検査を行う。組織の採取は、気管支鏡検査の間に実施されるため、ときには、とがった器具で組織を採取するのではなく、気管支鏡を通して肺を生理食塩水で洗浄する気管支肺胞洗浄する際に、検査用の細胞を回収することがある。

  まれに、胸壁を開いて行う開胸術や胸腔鏡を使った肺の表面や胸膜腔の観察が必要な場合もある。
最善の予防策は抗原にさらされないように、職場を変えたり、粉塵を除去または減らしたり、防塵マスクを着けることなど再発予防に有効なことがある。干し草などを化学的に処理したり、優れた換気装置を使用することで、抗原にさらされる機会を最小限にとどめ、初期の感作を予防することもできる。

  同じ抗原に再び触れないようにすることで、過敏性肺炎の急性発作を起こした患者の多くは回復する。重度の発作だった場合は、プレドニゾロンなどのコルチコステロイド薬で症状や重い炎症を軽減することができる。発作が継続また、再発を繰り返す場合は、不可逆的な病気を起こす可能性があり、病気が進行していくことがある。
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