胸膜炎の治療 


   胸膜炎の治療は原因によって異なり、細菌感染症が原因の場合は、抗生物質を処方し、ウイルス感染症が原因の場合は特に治療の必要はない。また、全身性エリテマトーデスなどの自己免疫疾患が原因の場合は、コルチコステロイド薬による治療をすることで胸膜炎はすぐに良くなる。

   非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は、すべての胸膜炎による胸の痛みを緩和することができる。
   コデインなどのオピオイドはさらに強力に痛みを抑えることができるが、同時にせきも抑えてしまうため、使用は避けた方が良い。なぜなら、胸膜炎の患者は呼吸時の痛みが改善した後、深呼吸やせきをするように勧められ、深呼吸やせきをすることで肺がつぶれるのを防ぎ、結果的に肺炎を予防しているためである。

   せきをするとき、胸部の痛む部分に枕などをあてると痛みを軽減することができる。
   胸部を固定して呼吸時の肺の拡張を妨げてしまうと、肺がつぶれる無気肺や肺炎を起こすリスクが高くなるが、激しい胸痛がある場合は、胸部全体を幅広い非粘着性の伸縮性のある包帯でまくことで穏和できることがある。
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