便秘の原因と症状


   便秘とは排便の際不快になったり、回数が減る状態のこと。
   急性のものと慢性のものがあり、急性の便秘は突然起こり、症状もハッキリしている。
   慢性便秘は気がつかないうちに始まり、数カ月~数年ほど続いてしまう。

   便秘になると、排便が困難になればなるほど、便が硬くなる。
   そして直腸が完全に空になったと感じられなくなり、排便の回数も減る。
   毎日排便しないと、便秘になったと思う人もいるが、毎日排便するのが誰にとっても正常、というわけではない。
   以前の排便パターンと明白な変化がないなら、排便回数が少ない状態が問題になるとは限らない。
   便の色や、硬さに関しても同じことが言える。
   大きな変化がない限り、便秘とは言い切れない。

・便の通過遅延
   便が大腸を通る速度が遅いと、便秘になりやすい。
   正常な状態では、便が大腸を通る際水分が吸収される。
   便の通過速度が遅くなると、水分吸収が高まり、便が硬く乾燥してしまうので、通過しにくい便になる。

   通過速度が極度に遅くなると、結腸無力症という状態になり、便通を起こす刺激に大腸が反応しなくなる。
   刺激とは、食べること、食べて胃や大腸が満たされること、直腸に便があることなどだ。
   大腸のあまり収縮しなくなったり、直腸が便の存在を感じられなくなると、重症の慢性便秘となる。
   結腸無力症は高齢者、寝たきりの人、病気などで衰弱した人に多く起こるが、健康な若い女性にも起こることがある。
   健康な若い男性は、女性ほど起こる頻度は高くない。
   結腸無力症は、腸の運動が遅い習慣になっている人や、下剤や浣腸剤を長期間使用している人にも起こる。

・脱水症と繊維質の少ない食事
   脱水症になると、体が便からより水分を吸収しようとするため、便秘になる。
   食物繊維の摂取不足でも、便秘が起こる。
   繊維質は便中に水分を蓄え、便量を増加させ排便しやすくする。
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