便秘の原因と症状2




・閉塞
   大腸が閉塞して便秘になってしまうことがある。
   閉塞は癌が原因で起こることがあり、特に大腸の最後の部分に癌ができると、便の動きをブロックしてしまう。
   胃石や異物も、腸管を閉塞する。
   腹部の手術を受けたことがあると、小腸に閉塞を起こすことがあるが、これは小腸に線維組織ができて癒着するためだ。

・排便困難
排便困難とは、骨盤と肛門の筋肉が制御できなくなって起こる排便の異常
   膀胱、子宮、直腸を支える骨盤底の筋肉と、肛門が閉じるのを保つ肛門括約筋が弛緩しないと、正常な排便はできない。
   排便困難になると、強く力んでも排便できない。便が硬くなくても排便できなくなる。

   排便困難を原因は、直腸瘤、腸瘤、直腸潰瘍、直腸脱などの病気や、骨盤底の協調運動障害、肛門括約筋の弛緩不全などだ。

・加齢
   便秘は高齢者に起こりやすい。
   薬の使用が増えたり、加齢のよって大腸が変化したり運動量の低下したりするので、便が大腸を通過するのが遅くなる。
   病気になると特に便通が遅くなる。
   直腸は加齢とともに拡張し、便がたまる量が増えて便が硬くなり排便しにくくなる。

・疼痛と心因性要因
   慢性の痛みや心理状態、特にうつ病は、急性あるいは慢性の便秘の原因となる。
   脳の化学物質、例えば腸管に影響を与えるセロトニンなどの濃度変化によっても起こることがある。

   初めて便秘になると、原因は食事なのか、運動量の減少か、便秘を起こす薬の服用かなど、容易には分からない。
   そこで医師は、血液検査で甲状腺機能低下症や高カルシウム血症の確認をする。
   原因が癌と判明したら、バリウム注腸X線検査や大腸内視鏡検査を行う。

   便秘の最善の予防法且つ治療法は、適度の運動、繊維質の多い食事、十分な水分摂取。
   便秘を起こす可能性がある薬の服用の必要があれば、下剤を使用し、繊維質と水分を増やすこと。

   病気が原因で便秘が起きているなら、それを治療する必要がある。

   排便困難は下剤では容易に治らない。
   骨盤底の協調運動障害の治療に行う、リラクセーションやバイオフィードバックで効果のある人もいる。
   腸瘤と大きな直腸瘤が原因なら手術が必要になる。

   宿便は食事や下剤では容易に治せない。
   硬くなった便は通常、医師や看護師が手袋をはめた指で取り除く。
   時には浣腸をすることもある。

   便秘を解消するために下剤を使用する人は多い。
   下剤の中には長期間使用しても安全なものもあるが、時々しか使えないものもある。
   予防に効果がある下剤もあれば、治療にしか使えないものもある。

  
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