肺における異常について


   肺の中に液体がたまるために、血液中の酸素濃度を異常に低下し、さまざまな病気により起こる肺の機能不全の1つを急性呼吸切迫症候群という。

   急性呼吸促迫症候群は、緊急の治療が必要な病気で、重い肺疾患がある人にしばしばみられることがおおいが、いままで肺に異常がなかった人にも発症することがある。
   この病気は小児でも発症することがあるが、成人呼吸促迫症候群と呼ばれる。比較的軽症の場合は、急性肺障害と呼ばれる。
   肺に損傷を与えるあらゆる病気が急性呼吸促迫症候群を引き起こす。約3分の1の患者は、敗血症という重く広範囲に及ぶ感染症の結果、急性呼吸促迫症候群を発症する。また、初めに膵臓などの他の器官が重い損傷を受け、その後急性呼吸促迫症候群を発症することもある。
   酵素やサイトカインなどのタンパク質が膵臓の損傷により放出され、肺など体内の他の器官や組織に障害を与える。

   肺胞や肺の毛細血管に損傷があると、血液や体液が肺胞の間のすき間に漏れ出し、やがて肺胞の内部にも入り、多くの肺胞がつぶれる無気肺を起こすために、サーファクタントの機能が低下していく。
   無気肺になると、吸いこんだ空気中から酸素を血液中に取りこめなくなるため、血液中の酸素濃度が急激に低下していく。 血液中から二酸化炭素を、空気中に放出する作
  用はそれほど影響を受けない。そのため、血液中の二酸化炭素濃度はほとんど変化することはない。
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