下垂体の形状と異常の判断2 


   前葉はまた、メラニン細胞刺激ホルモンや、エンドルフィンも作る。

   下垂体後葉は、抗利尿ホルモンとオキシトシンの2種類だけを作り、抗利尿ホルモンは、腎臓による水分の排出量を調節するので、体内の水分バランスの維持に重要だ。
   オキシトシンは、出産時に子宮を収縮させ、出産直後の過剰な出血を防ぐ。
   オキシトシンは乳房の乳腺を収縮させ、授乳中の女性では乳首へ乳汁を送り出す働きもある。 下垂体でつくられるホルモンは、すべてが常につくり続けられているわけではなく、その多くは1~3時間ごとに一気に放出されるため、ホルモンが働いている時間と働いていない時間が交互に繰り返す。
   下垂体はいくつかの点で機能不全のおそれがあり、通常、それは腺腫という非癌性の腫瘍が原因である。
   下垂体の機能を診断するためには、いくつか検査が行われ、通常、簡単な血液検査で下垂体ホルモンの量を測定することができる。
   症状によって、どの下垂体ホルモンを測定するかを選び、ホルモンによっては、1日の間で、あるいは体の要求によって量が大きく変化するため、測定が難しいものがある。
   無作為に血液検査を行っても役に立つ測定値は得られない。
   CT検査、MRI検査のような画像診断では、下垂体の肥大や縮小が示され、下垂体の腫瘍の有無を判断できる。 
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