インスリノーマを知る


   ■インスリノーマ(インスリン分泌性膵島細胞腺腫)

  
膵臓腫瘍の1つ、インスリノーマはまれな病気だ。インスリンが過剰に分泌され、血糖値が低下する。
   癌性のインスリノーマは10%のみだ。

   血糖値が下がることによる症状が現れる。
   低血糖は、何時間も食事を摂らない時、例えば夕飯後何も食べない日の翌朝などに起こる。
   症状は失神、脱力、震え、動悸、発汗、緊張感、空腹感などだ。
   他にも頭痛や錯乱、視覚障害、またふらついたり、著しい人格変化などが起こることがある。
   低血糖が続くと意識がなくなり、けいれんや昏睡状態に陥る。

   インスリノーマの診断は難しい。
   入院して最低24時間、最長72時間絶食をして検査を行う。
   この間に症状が出るので、血糖値とインスリン値を測定する。
   次いで腫瘍の位置を正確に把握するために、CT検査、超音波検査、動脈造影検査を行うが、試験開腹が必要な場合もある。

   治療では、まず腫瘍を切除する。これで約90%の人が完治する。
   腫瘍を完全に切除できず、症状が続く場合は、ストレプトゾシン、オクトレオチドなどの薬が有効だ。
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