消化管の止血


   消化管から出血した人の、80%以上は自然に止血する。
   血が止まらなかったり、突然大量の出血をした人は入院する必要がある。
   ほとんどが集中治療室で治療を受ける。
   大量の出血は輸血が必要になる。

   食道静脈瘤からの出血の治療にはいくつかの方法がある。
   1つは、内視鏡を用いて出血血管に刺激のある化学物質を注射し、静脈に炎症や瘢痕を生じさせて止血する、硬化療法だ。
   最もよく行われるのは、内視鏡を用いて静脈瘤を輪ゴムで縛り、血流を止めて静脈瘤を消失させる、内視鏡的結紮術。
   口から食道の中までしぼんだバルーンのついたカテーテルを差しこみ、出血部でバルーンをふくらませ、静脈瘤を圧迫して止血する食道タンポナーデもあるが、今はほとんど行われていない。

   胃からの出血を止血する処置には、内視鏡を使う。
   止血は、高周波電流を通電して出血部位を焼灼する電気焼灼法や、血管内に血液凝固薬を注入したりする。
   このような方法でも症状が改善されない場合は手術をする。

   下部消化管の出血は、急激な大量出血でもない限りは、治療に急を要することはない。
   内視鏡や核医学検査で出血箇所を確認し、出が止まらなければ手術をすることもある。
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