膿瘍について


   膿瘍とは膿がたまった状態のこと。原因は細菌感染症だ。

   腹部の膿瘍は横隔膜の下や腹部中央、骨盤、腹腔の後部などできる。
   また腎臓、脾臓、膵臓、肝臓、前立腺などの内臓周辺にもできる。
   膿瘍は外傷、腸管の感染症や破裂、腹部臓器の感染症などが原因となる。

   横隔膜下の膿瘍は、虫垂が破裂して細菌を含んだ体液が流出し、これが腹部臓器の圧力で上に移動したり、呼吸時の横隔膜の上下動で吸い上げられて形成される。
   症状は咳、呼吸時の痛み、どちらか一方の肩の痛みなどがある。

   腹部中央に膿瘍ができる原因は、虫垂の破裂、腸の破裂、腸管の炎症、憩室炎、腹部の外傷などだ。
   膿瘍のある部位に痛みを感じる。

   骨盤膿瘍の原因は腹部中央の膿瘍と同じだったり、婦人科系の感染症の場合もある。
   主な症状は腹痛、腸の刺激による下痢、膀胱刺激による尿意切迫感や頻尿などだ。
   腹腔後方にできる膿瘍は、腹膜の後部にできる後腹膜膿瘍だ。
   腹膜とは腹腔と腹部臓器を覆っている膜のことで、原因は他の腹部膿瘍と同じ、虫垂炎と膵炎だ。
   背部痛があり、脚の付け根を動かすと激しく痛む。
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