腎炎について


   腎炎は、腎臓が炎症を起こしている状態のことですが、腎臓が炎症を起こす原因としては、細菌感染や毒素などの原因と免疫反応が異常となり起きる場合がある。
   特に免疫反応の異常は原因の多くを占めている。
   免疫反応の異常のタイプは、二種類があり、まず、一つ目は、腎臓か腎臓細胞に抗体が付着することで免疫反応を起こす物質を攻撃してしまった場合である。
   二つ目は、腎臓以外のどこか違う場所で、抗原と抗体が結合し免疫複合体を形成して腎臓の細胞に付着した場合である。

   腎炎は、腎臓のどの部分であっても起こり、白血球が腎組織に入り込んでしまい抗体が沈着してしまったり、白血球や抗体は特にみられないが、炎症を起こした組織が腫れたり線維化したりする。
   もっとも腎炎が起きやすい部分は、血液のろ過を行っている糸球体と呼ばれる多数の小さな孔を持つ毛細血管の集合体である。
   腎炎がこの部分で起きた場合には、糸球体腎炎とも呼ばれている。

   腎炎が糸球体で起きるとタンパク質や赤血球、白血球など通常であれば取り除かれる必要のない物質が糸球体を通り抜けてしまい、尿の中に入って排出察ることになる。
   糸球体の損傷は、進行するにつれて尿量の低下を招き代謝老廃物が血液中に蓄積されていく。
   損傷がさらに悪化すると損傷した細胞や糸球体が蓄積していき糸球体の毛細血管が圧迫を受けて血液ろ過に支障が出る。
   悪化して行くうちに組織に線維化や瘢痕が形成されてしまい、腎機能が損なわれて尿量の減少を招くことになる。
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