肝臓の病気症状


   肝臓の病気症状はさまざまである。
   肝臓の病気の早期は見落とされがちで、その理由は、当人が感じるわかりやすい全身の感覚として、疲労感、脱力感、体重減少、吐き気、食欲の不振、発熱などの症状があるが、それらは肝臓の病気特有の症状ではなくて、他の多くの病気と同様な症状だからである。という理由で、肝臓の病気の早期発見は難しいと言われていて、気が付かないうちに病気は進んでいるのが現状なのだ。

   病床での診療で、わかりやすい症状としては、皮膚の変化である。血管がくも状になったり、手のひらが赤くなったり、これは手掌紅班というらしいが……、他には顔が赤くなる赤ら顔、皮膚のかゆみなどがある。血液の変化で、わかりやすいものとしては貧血で、もちろん、貧血の原因は血液中の赤血球数の減少である。

   血液中の赤血球数の減少により貧血は起こりやすくなる。急に貧血気味になった方などは注意が必要なのだろうと思う。結構、貧血は頻繁に感じることがあるのだ。
   他に、肝臓の病気の症状として、血液の変化の症状では、白血球数の減少(白血球減少症)、血小板数の減少(血小板減少症)、出血がしやすい(血液凝固障害)などの症状があるが、いずれもわかりにくい。

   その他病床での診療で、わかりやすい症状としては、意識障害、消化管出血、ホルモンの変化、心臓と血管の変化であり、それらによって肝臓の病気は発見される。
   肝臓の病気の症状として、重要な症状は、以下のような症状である。
・黄疸
・胆汁うっ滞
・肝腫大
・門脈圧亢進症
・腹水
・肝性脳症
・肝不全

   それぞれを簡単に説明すると、黄疸とは皮膚や眼球の白眼の部分が変色するようで色は勿論、症状名の通り、黄色である。どんな黄色なのだろうか? 
   胆汁うっ滞とは胆汁が停滞したり、停止したりする症状で、肝腫大とは肝臓が腫れて大きくなる。門脈圧亢進症とは、腸から肝臓に流れる静脈の中の血圧が異常に高くなる症状で、腹水とは腹腔という器官に体液がたまる症状で、肝性脳症とは血液中に有害物質が蓄積されて脳に障害を引き起こす症状で、肝不全とは肝臓の機能を著しく低下する症状である。つまり、こうした症状が、肝臓の病気の症状になるのだが、結局のところは、他の病気と重なった症状が出るのであって、判別は難しいのである。
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