免疫の仕組みと白血球の役割3 


   白血球中のBリンパ球は、異物を直接認識する。
   Tリンパ球は、別の白血球である抗原提示細胞が異物が一定の処理し、Tリンパ球に抗原として「提示」しない限り認識しない。
   抗原提示細胞には、樹状細胞、マクロファージ、Bリンパ球があり、最も強力なのは樹状細胞である。
   免疫システムには、細胞の他に、1次リンパ系器官と2次リンパ系器官がある。

   1次リンパ系器官には胸腺と骨髄があり、白血球が造られる。
   胸腺は、Tリンパ球が造られる。
   骨髄は、好中球、単球、Bリンパ球など、複数の種類の白血球を造る。体を保護する必要が生じた場合には、白血球が骨髄で生産され、血流に入り保護を必要とする部位に輸送される。

   2次リンパ系器官は、脾臓、リンパ節、扁桃、肝臓、虫垂、小腸内のパイエル板などがある。
   これらの器官や臓器は、細菌や異物を捕捉し、免疫システムの細胞が集合し相互に作用し、特定の免疫反応を行う場所となっている。
   リンパ節は、首筋、脇の下、鼠径部などのリンパ管が枝分かれする部位に集中し、リンパ管の広範囲なネットワークにより相互に繋がり、免疫循環システムとして作用する。

   リンパ系は、微生物や異物、癌細胞や死傷した細胞などを、組織からリンパ節に運搬し、血流に運び込む。

   感染などに対する免疫反応がリンパ節内で生じる為、感染症などでリンパ節が腫れる。
   また、リンパ節は癌細胞が最初に転移する部位の一つであり、癌の転移の有無を判断する為、まずリンパ節が調べられる。転移をしている場合は、免疫反応によりリンパ節が腫れている筈だからである。
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