水腎症の症状と治療


   通常、尿は、腎臓からごく弱い圧力で流れ出ている。
   しかし、尿の流れが妨げられてしまうと尿は、尿細管や腎孟へ、逆流してしまい、腎臓の拡張が起きる。
   腎臓が拡張すると腎臓の内部構造に圧力がかかり、腎臓に損傷が生じることになる。 水腎症は、腎臓が拡張を起こしている際に尿の流れが妨げられ、逆流した尿の圧力が腎臓にかかり起きる病気である。

   腎孟と尿管での拡張状態が長期に渡り続くと尿管のぜん運動が妨げられる。
   尿管壁の筋肉組織にも線維化が起き、回復不可能な障害を起こすこともある。

   水腎症の症状は、閉塞の原因や起きている部位、閉塞の期間により、さまざまである。
   急性の水腎症のように短期間で閉塞を生じる場合には、腎疝痛という激しい間欠的な痛みが障害を受けた腎臓側のわき腹から腰、下腹部にかけて生じることになる。
   部分的に閉塞が起きている場合には、尿の流れる速度が遅くなる。
   尿が全く流れない場合には、尿道が完全に閉塞している場合と腎臓の両方の尿管が完全に閉塞している場合が考えられる。

   慢性の水腎症がゆっくり進行している場合には、症状がまったく現れないこともある。
   また、鈍く疼くような不快感のようなものを障害を受けた腎臓側のわき腹に感じることもある。
   腎臓が下方に移動すると一時的に腎孟が尿でいっぱいになるか尿管に閉塞を生じ、痛みを伴う水腎症の症状を起こすことになる。
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